見どころ紹介

(4)大井なぎさの森散歩(南大井一丁目−流通センター駅2.9Km)

●大井競馬場
 大井競馬場の開場は昭和25年。その前身に当たる八王子競馬場が当地に移され、東京23区が主催するTOKYO CITY KEIBA(特別区競馬組合)が設立された。当時「海の見える競馬場」というのが大井競馬場の売りであった。このころは競馬界の馬不足が深刻だったため、大井競馬場は昭和27年、豪州サラブレッドの輸入に踏切り、これをきっかけに大井競馬は活性化する。昭和38年には日本で最初にスターティングゲートを導入、それまでの競馬のスタイルに大きな発展をもたらした。大井親馬の人気は昭和49年にピークを迎えるが、オイルショックで低迷する経済情勢のあおりを受け、それ以降は総売上額も減少していく。
 そこでその対策として生まれたのが、我が国初のナイター競馬、トウインクルレースである。カクテル色の光線に彩られたレース風景は、新しい競馬としてファンを魅了し、競馬ブームをもたらした。今でもトウインクルレースのオープニングは、競馬の季節の到来とばかりに華やかに催される。
 トウインクルレース開催中は隅田川の両国から競馬場の間を水上バス「トウインクル号(無料)」が運行される。

●大田市場
 38万6,000uという広大な敷地に近代的な設備を供えた大田市場は、昭和56年の第三次卸売市場整備計画に基づき、神田、荏原、大森の3つの市場と蒲田市場が統合され総合市場として生まれ変わった。目標取扱規模は、日量、青果物3000トン、水産物300トン、花き125万本で、全国および海外から品物が集まる流通の一大拠点となっている。特に青果物においては日本最大の規模を誇り、水産物における築地市場のように全国の卸値市場(全国の参考価格となる市場)としての役割も果たしている。総合市場内は東京ドームの8倍の広さ。午前6時50分、青果棟ではベルと卸売業者の合飼でせりが開始され、約2,500人の業者が一斉に声をはりあげる。一方、花き棟では、昔ながらのせり風景とは対照的に、コンピュータによる最新方式のせりが行われている。東洋一の花卉取引高は世界でもトップクラス。
 見学者のために、市場の様子のわかる見学コースがあり、展示室、映写室などの情報サービス施設も設けられている。
問合せ:03(3790)8301

●都立大井ふ頭中央海浜公園
 陸域18.8ha、水域4.9haの、運河を臨む海上公園。開園は昭和56年。東側の「スポーツの森」と西側の「なぎさの森」に分かれている。公園からは運河上空を走るモノレールや、大井ふ頭を出航する外国船の姿が実近に見える。

●大井ふ頭中央海浜公園
<スポーツの森>
 サッカー、ラグビーなどに適した二つの球技場、陸上競技場、テニスコート、野球場、ゲートボール場、大井スポーツセンター、桜並木に囲まれた芝生広場があり、終日スポーツや散策を楽しむことができる。
 昆虫などが観察できるせせらぎの森がオープン。野球場、テニスコート、第二球技場には、ナイターの施設もある。スポーツ施設を利用したい場合は、最寄りの東京都スポーツ施設で利用者登録をし、利用者カードを交付してもらう。
問い合わせ: 南部公園管理事務所管理係(大井スポーツセンター) 03(3790)2378
<なぎさの森>
 スポーツの森に隣接する。昭和53年から56年にかけて、埋め立て地を人工のなぎさにつくりかえ、かつての海の自然を再現した。運河沿いに約lキロメートル続く親水護岸では、釣りや磯遊び、バードウォッチングなどのレクリエーションが楽しめる。近くには望遠鏡を備えたロツジ風の野鳥観察小屋もあり、土日祝日の9:30〜16:30の間(但し、11月から2月末日までは、15:30まで)、一般開放している。

●大田区立平和の森公園
 昭和56牢乎和島運河の埋め立て地に造成された大田区の公園。クスノキやマツの緑に覆われた園内は、噴水やカスケード(人工の小川)が設けられている。大田区の文化財や史跡を模したフィールドアスレチック(利用時間9時30分〜16時30分)の他、アーチェリー場、和弓場、テニスコート、ジョギングコース、釣りのできるひょうたん池など遊戯施設が豊富。
所在地:東京都大田区平和の森公園2−1
問い合わせ:平和の森公園事務所 03-3766-1607

●しながわ水族館
 しながわ区民公園に、平成3年10月、ユニークな水族館がオープンした。昔の品川浦を再現した「江戸前の海」や潮の満ち引きを実演する「干満水槽」などの展示コーナーのほか、暗黒の深海底を疑似体験する「沈黙と静寂の海」や「海の散歩道」(トンネル水槽)など、あたかも自分が水中にいるような異空間が演出されている。

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