●下高井戸八幡神社
創建は長禄元年（1457）。太田道灌が江戸城を築く際、工事の無事を祈願して鎌倉鶴岡八幡宮を勧請したという。なお、昭和初期まで宮司を勤めた斎藤守高氏は中村縫之助の芸名を持つ神楽の元締として知られ、面を用いた“面芝居”を昭和10年頃まで境内で催していた。現在は兎、狐などの面のみが神社に残されている。
●塚山公園
縄文時代中期の集落跡で、神田川南岸の台地上に位置する公園は昭和63年“遺跡と野鳥の森”をキャッチフレーズに開園された。園内には復元住居が作られ古代の生活が再現されている。なお、公園造成中に発見された局部磨製石斧は約3万年前の日本最古のもの。土器石器の複製品の展示コーナーもある。
●神田川遊歩道
神田川の流れに沿って整備された遊歩道。花や樹木が舗装路を縁どり、照明灯にも工夫が施され、水辺を楽しく利用できるよう配慮されている。
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